「感情日記」がうまくいかなかった理由
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
今日も少しでもお役に立つ内容になるよう心掛けて記事を書いております。
以前の記事で「アンガーマネジメント」についてお話しました。
私が毎日の生活に取り入れたのはこの2つ。
・アンガーログをとる
怒りや苛立ちを感じたらすぐに、メモを取る。
・感情日記を書く
アンガーログを参照しながら、その出来事の振り返りと、今後の対応について箇条書きで記載する。
始めたのが昨年の11月頃。あれから半年経ちました。今でも続けていますが、ここ数週間で取り組み方を見直すことにしました。
日々怒りや苛立ちを感じたときはメモをとっておく。そして、それを夜に振り返る。このプロセスを繰り返してきました。
取り組み方の見直しを考えたのは、前向きな効果をなかなか感じられないばかりか、むしろ逆効果なのでは、との思いが拭えなかったからです。
この「夜の振り返り」のやり方がうまくなかった、と今では反省しています。
メモを見ながらその体験を振り返ると、その時は感じていなかったと思われる、その人との間に生じた過去の嫌な体験まで思い出してしまう。その人や周囲の人への不満を思い出し、よけいに怒りを感じてしまう。
または、特に苛立ちを感じずメモが残っていない場合には、むりやり少しでもイラっとしたことを見つけ出そうとする。そして、新たな怒りを生み出してしまう。必要のない怒りを生じさせている。
これらは夜の振り返りがなければ抱かなかった感情。わざわざ自分を怒りの感情の渦に巻き込んでいた。そう思うのです。
夜という時間もいけません。特にお酒が組み合わさった場合にはなおさらです。気持ちが大きくなり、どんどん怒りが増長されていく。そして酒量も増える。心身ともに不健康な状態で一日を終えることになる。これでは翌日に尾を引くのは目に見えています。まさに負のスパイラル。
「自分の苛立ちを振り返ること」「自分の感情について考えること」
このこと自体の大切さは否定しません。
自分の感情について人は驚くほど認識していないもの。それに気づくことができれば、明日からの生き方に修正を加えることができる。気づかなければ繰り返していた同じ過ちを防ぐ可能性が高くなる。何ごともフィードバックがなければ前進はありませんからね。
ではどうすればよいのか?
明日に続けます。