「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

困難が気づきを与えてくれる 慢心に気づかせてくれる

 

こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。

本日は遅い更新となってしまいました。

 

良くも悪くも、人間は環境に順応できる。適応できる力を持っている。

こう書くと、何か高次元な能力を備えているような印象があるかもしれませんが、平たく言えば「慣れる」「慣れてしまう」ということ。

必ずしもそこに強い意志が必要というわけでもなく、おのずと適合していく、ということです。

 

この「慣れ」というのはありがたい習性ではあるのですが、その怖さをもっと認識したほうがいいと思います。

というのも、慣れてしまうとその状態が、その環境が、その生活がふつうのことになってしまうので、そうでない状況を認識できないし、考えなくなってしまうから。こうなると、現在の状況の良し悪しを考えることができずに、その状態にい続けることになる。仮に「このままでは良くないかも」と感じたとしても、現状から抜け出すための行動をとることができない。慣れている環境からわざわざ抜け出そうとするには意志の力が必要になるが、意志力は「慣れて心地良い状況」を凌駕することはできない。よく言われる「コンフォート・ゾーン」を囲む壁は高いのですね。

 

自分の力で変えることが難しい場合には、外からの力を利用することを考えた方がいい。

そういった力の一つが「トラブル」だと思うのです。

 

あるトラブルに見舞われることで、それまで続けてきた生活習慣を続けられなくなる、それまで疑いを持ったことがなかった対象・存在が失われてしまう、使えなくなる。それまで疑いもなく信じてきた、考えてきた信条が通用しなくなる。

これはネガティブな状況だと捉えられます。かわいそう、哀れ、気の毒、といった言葉があてはめられるかもしれません。

 

でも、トラブルがもたらしてくれるメリットに目を向けてみると、忌み嫌うべき対象ではない、と思えてきます。

トラブルにより、無駄なものに気づく、過ちに気づく、凝り固まった思考から抜け出す、アイデアがわいてくる、新しい考えを抱く、工夫をする、初心に帰ることができる…。これ以外にもいくらでも書けそうですが、この辺で。

 

ふだんは思いつかない、考えが及ばない視点を与えてくれて、行動をけしかけてくれる。トラブルは強制的に私たちを変えてくれる存在なのです。

トラブルをうまく活用できれば、人生はもっと良い方向に流れていく。トラブルには遭遇しない方がいいのは確か。でも自分の生活に、人生に何か問題が起きてしまったら、それを積極的に活かす。それを「チャンス」と捉える。

そうすることで、より生き易くなる。順境のときでも逆境の時でも前を向いていくことができる。そう思います。

 

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