「やることが多すぎる!」 そんな時には…
こんばんは。
「やることが多すぎるように感じて地に足がつかない」
そんな時には「やらなければいけないこと・やるべきことを全部書き出すこと」が効果的。
こういう時には得てして「やらなければいけないことを実際より多く」感じてしまっている」。全て書き出すことによって、現実にはそれほどの量でないことを認識できる。昨日はこうお伝えしましたね。
とはいえ「実際にやることが多すぎる」という場合もありますよね。そんな時にはどうすればよいのか?
ここでも、やはり「全部書き出す」ことが効果的なのです。
やらなければいけないことを書き出すことは現実を把握すること。現実を認識すれば、実際にやることが本当に多いとしても、漠然とした不安からは解放される。実際のタスクという敵がどこにどれだけいるかを把握したのですから、漠然とした心配はなくなるのです。敵がはっきりすれば打ち手が見えてきます。解決への糸口がつかめるのです。
やることが多すぎると感じているときには、目の前の課題に集中できないのですよね。その課題に取り組んでいる最中にも、他のタスクが頭の中に浮かんでくる。「あのこともすぐやらないと!」「あっちの仕事のほうがもっと重要だ。こんなことをしている場合じゃない」、と次々と心配事が押し寄せてくる。
一つの物事に集中して終わらせる。そして次のタスクに集中して終わらせる。実際にできることはこれしかないのですよね。
集中力を散漫にさせるのが、心配事が無数にあると感じてしまう妄想状態。その状態から脱却するために「全部書き出す」ことは効果的なのです。
「忙しすぎる!」と感じる時ほど、やるべきこと・やらなければいけないことを全て書き出す。やることが多すぎて追い立てられる、押しつぶされそう。そういう状況にある時こそ、すべてを書き出す。「書き出す」という時間が惜しいくらい忙しくても、そのための時間を確保する。この10分、20分の時間をとることで、平穏な心を得られるだけでなく、効率的に実際のタスクをこなすための集中力を味方につけることができる。
もし、あなたが忙しいビジネスパーソンであるのならば、毎朝、やるべきこと・やらなければいけないことを「全て書き出す」ことから始めてみる。余裕がなくなり息が詰まるような状況になったら、改めて「全て書き出す」。
あなたが引っ越しの手続きに追われていて地に足がつかなくなっているなら、やらなければいけないことを思いつく限り「全て書き出す」。一日を終えたら、改めて「全て書き出す」。
完了したタスクに線を引いて消していのも精神的に良いのですよね。達成感を得られるだけでなく、心にゆとりが生まれる。「こんなにタスクをこなすことができた」と。次のアクションへの弾みをもたらしてくれるのです。
こういう小さな心がけ・方策は侮れません。仕事・家事だけでなく、人生全般に通じる方法。生き易くなる術の一つだと思っています。