「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「心のゆとり」を第一に考える

 

こんばんは。

 

頭に浮かんだことをただ紙に書く。

 

たったこれだけのことで、精神的に楽になる。心が少し穏やかになる。

「書く」ことの効用は数多ありますが、精神面に働くポジティブな効用を一番に知ってほしい。そう思っています。

というのも、自分がどれだけ、「書く」ことで救われてきたか、そして、今も助けられているか、このことを身をもって体験しているからです。

 

例えば、社会人として仕事をし始めてからの数年間、いや実際にはもっと長い期間ですかね、毎日毎日やらなくてはいけないことが多すぎて、いつも焦っていた自分がいました。

精神的に余裕がなくて、いつも追い立てられているような状況。

時間が足りなくて、休む暇も惜しい。仕事以外のことに費やす時間などないと考えて、追い詰められた状況の中で必死にもがく。

そういう状況にいると、この「書く」時間すら惜しいような感じがしてしまう。直接仕事と関係ないことなどやっている暇はないと考えてしまう。

そんな時には、無理をしてでも「書く」時間を捻出しました。

A4用紙を半分に切って「やらなくてはいけないこと」「やるべきこと」を思いつくままリストアップしていく。(ちなみに、今では7.5㎝四方のポストイットを使っています。)

この「可視化」の効果が計り知れないのです。

「うわ~、こんなにあるよ」と思うこともあれば、「思ったより多くないな」と思うことも。個人的な経験でいれば、後者のケースの方が多かった。精神的に余裕がない状況にあると、実際以上に「やらなくてはならないこと」が多くあるように感じてしまうのです。

現実は思っていたより悪い状況ではないことを認識できればしめたもの。心にゆとりが生まれて、よりタスクに集中できるようになるという好循環が生まれる。

「うわ~、こんなにあるよ」という場合だったとしても、書き出すことで現実を把握することができる。現実を認識すれば、漠然とした不安からは解放される。心に少し余裕が生まれる、心が少し晴れる。

 

そして、リストアップしたタスクが一つ完了したら、その上に線を引いて消す。

この「線を引く」という単純な行為の効果も見逃してはいけません。「消す」ことによって達成感を得る。心にもっと余裕が出てくる。次のタスクを完了させる意気込みが湧いてくる。

 

体裁にはこだわる必要はありません。専用のノートを準備しなくても構いません。「ただ紙に書く」。それだけでいいのです。

 

仕事に限らず、家庭においても同じ。もしあなたが「やらなくちゃいけないことが多すぎる!」と感じて精神的に急かされているように感じるのであれば、「書き出す」ことを忘れてはいけません。心に少しでもゆとりを取り戻すために。

 

そして、「書き出す」ことを習慣にすることができれば、成り行きに任せていたときよりも、ゆとりをもって物事にあたることができるようになる。

 

とはいえ、物理的に時間が足りない!ということはあり得ますよ。でも、そういうときこそ「心のゆとり」を大切に考える。精神の状態を少しでも穏やかに保つことが、状況を打開することにつながっていきます。

 

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