「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

周囲は本人に言ってくれない

 

こんばんは。

岡田斗司夫さんの名著『いつまでもデブと思うなよ』 からの学び。

今日も続けます。

 

今日はこちらの文章から

・成功するダイエットは楽しい。ダイエットがうまくいって、やせ始めると、急にモテるようになる。「もてはやされる」が正確かもしれない。

さらに

・三つ目。他人からの評価が変わる。明快に意識したことはなかったけど、「デブ」というカテゴリーに自動的に入れられていたらしい。どれがデブでなくなった途端に、周りからの扱いがあきらかに変わった。

この視点も面白い。あらぬレッテルを貼られてしまい、損をしているということはあり得ます。

 

自身を振り返ると、自分がかなり太っていた時期に、このカテゴリーに入れられていたかどうかは分かりません。周囲は本人には言いませんからね。仲のいい友人だとしても明確に言わないこともある。

若き日に不摂生で急激に体重を増やした時期がありました。夜勤の仕事で朝方に職場で食事をとる。帰宅後に自宅で朝食をとってから、そのまま寝床に直行。週に2〜3回のペースでこんな生活を数カ月続けていたら太るはずです。

でも、本人にはそんな自覚はなかったんですね、恥ずかしながら。ある時ジーンズがなかなか入らないことに苛立ち、その時初めて自覚したのです。

「俺は太っているのではないか」と。

友人に話したら「やっと気づいたのか。言わなかったけど、みんなでおまえのこと大丈夫かな〜って言ってたんだよ」と言われました。こうやって本人から切り出せば話してくれるかもしれませんが、そうでないとわざわざ言ってくれたりしないものです。

 

本人が意識していないところで、周囲からあるカテゴリーに入れられている、というのは大いにあり得ると思うのです。それは「デブ」ということだけに限りません。

 

やはり「見た目」は大切なのですよね。私たちはどうしたって、見た目に左右されてしまいます。私たちが他人を判断する、評価するときも、見た目の影響を取り除くことはできません。

他人についての情報が少ないとき、つまり、その人のことを良く知らない段階では、見た目が大きな判断材料になります。それ以外の材料が少ないのですから。

少しはその人のことを知るようになってからも、見た目の影響は排除されません。見た目を含めてトータルでその人を判断する。その中でも見た目の印象が与える影響度は大きい。その印象が評価の大きな部分を形作ることになるのです、どうしても。

 

さらには、「見た目」で、ある「カテゴリー」に入れられてしまうと、どうしても色眼鏡で見られてしまうことになる。そのカテゴリー特有の何かネガティブな印象が最初に来てしまう。

こう考えると怖いですね〜。

 

この著書で、『「見た目主義社会」の到来。』という章が設けられているのですが、その部分も興味深い内容が示されていますので、ぜひご一読いただきたいと思います。

 

 

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