「自分自身をコントロールできた」という揺るぎない証明
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
岡田斗司夫さんの名著『いつまでもデブと思うなよ』 からの学び。
この書籍の中で、この文章が一番自分にとって重要な部分でした。
・四つ目。自分の人生がコントロールできる。このダイエット法は、単純だけど奥が深い。実はダイエットだけでなく、生き方や人生に対する姿勢そのものも劇的に変え得る効果がある。
・あくまでこれはダイエットの副次効果。ダイエットに成功するということは、自分の成功イメージを確信できて、自己コントロールにかなり高いレベルで成功できる、ということだ。この自己コントロールはもちろんダイエットだけでなく、他の面でも活かせる事になる。
ダイエットに取り組み成功することは、「自分をコントロールできた」という揺るぎない証明になります。なぜなら、ダイエット成功は数字で表された事実ですから。
そして、自己コントロールは、ダイエットだけにとどまらない。人生のあらゆる側面で効いてくる。
勉強においても、仕事においても、人間関係においても、自己実現においても、自分の望む状態・結果を得られるかどうかは「自分を律することができるか」によるところが大きいのですから。
続く文章にも注目したい。
・問題を明確にするために、自分にとって嬉しくない結果も正確に記録し、認識すること。問題が起こってからあたふたするのではなく、あらかじめ問題を想定して、答えを用意しておくこと。自分にできること・できないこと、得意なこと、不得意なことの境目をはっきりさせ、できること・得意なことだけに全力をかたむけること。そして何よりも、続けられるように創意工夫すること。
・ダイエットが成功したあかつきには、人生への取り組み方も進化しているだろう。
この文章は「レコーディング・ダイエット」についてのみならず、人生の他の側面についても適用される文章として書かれています。
このダイエット法で「ダイエットに成功すること」により、人生が変わってくる。
ダイエットに取り組まざるを得ない状況の人、取り組みたいと思っている人にとっては、心強い文章ではないでしょうか?
ダイエットにより、自己コントロール力を鍛えることができる。それが人生のあらゆる側面で活かされ、よりよい人生を生きることにつながる。
ダイエットにとどまらない、よりコアな姿勢・考え方を身につけられる。さらに一歩進めて考えると、これはダイエットそのものよりも重要だと思いませんか?
ダイエットによる副次効果で自己コントロール力を鍛える、身につける。
もしくは、
自己コントロール力を鍛える、身につけるために、ダイエットに取り組み成功する。
後者の考え方も「あり」だと思います。ダイエットを利用して、自己コントロール力を鍛える。そこで身につけた力を武器に、自分の人生を切り開いていく。
ダイエットが先か自己コントロール力が先か、はともかく、両者の果実を得られる、まさに「一石二鳥」のダイエットが、氏が提唱する「レコーディング・ダイエット」。
全ての人に、このダイエット法を活用して欲しい。そう思った一番の理由です。