スヌーズと決別しよう! 小さいけれど必要なアクションをとる
こんばんは。
「戦略的朝寝坊」を活用する。
早起き生活をある程度の期間続けることができれば、その習慣をストップさせたくない。そう思うのは自然なことです。
でも、心身ともに摩耗している状況にあるのならば、無理に早起きを強いてはいけません。遅かれ早かれ「朝寝坊」をしてしまうという結果を招くことになります。
そのような状況にならないように、日々の生活をコントロールする。つまり、精神的ストレスを解消し、肉体的疲労を生じないように心がける。これができればベストです。
でも、自分ではコントロールできない状況というのはある。そんな時には無理は禁物です。
無理して「早起きに失敗する」のではなく、あらかじめ「早起きをしない」判断をする。そうすることで「朝寝坊」は「失敗」でなく「成功」になる。
「早起きに失敗した」という精神的ダメージを被るのではなく、「早起きをしないことに成功した」と自己を肯定できる。
「戦略的朝寝坊」をすることの一番の効用は、これらの精神的な側面の充足にありますが、肉体的な、物理的なコンディションを軽んじていいというわけではありません。
体の不調や蓄積した疲労は、精神状態と切っても切り離せない関係にあります。身体に充分な休養を与えることで、精神が弱ってしまうという状況を防ぐことができる、その影響を軽くすることができる。
「戦略的朝寝坊」はまさに「身心ともに元気を取り戻す」アクション。このように考えていただいたほうが適切だと思います。
機能は「スヌーズ機能」は百害あって一利なし、ということを説明しました。
短時間の細切れの睡眠・休息は、心身を回復させるどころか、かえって身心にダメージを与えることになる。
スヌーズを繰り返したあげく、結局ようやくベッドから這い出るのに1時間以上もかかった、という経験はありませんか?
その時の頭の重さ、身体の気怠さを痛感したことはありませんか?
こんな状況派では、その日の残り時間を生産的に活動できることはできませんよね。
なにより見逃してほしくないのが「アラームが与えるダメージ」。
5分ごとに、10分ごとに、もしくは15分ごとにアラームが鳴り響く。そのたびに、あなたの体は、脳は、「ビクッ」とする。これが身心にいいわけがない。極端に言えば、寿命を縮める選択をしている、といえるのではないでしょうか。
こういう「小さな悪影響」を見逃しはいけない、軽んじてはいけないと思います。
「小さな積み重ね」は習慣形成の肝ではありますが、逆にも働くということも忘れてはいけません。
スヌーズ機能をオフにする。
小さいけれど、必要なアクションだと思います。
いかがでしょうか?