頑張り屋のあなたにこそ「戦略的朝寝坊」を使ってほしい
こんばんは。
早起き習慣で人生を好転させる。
とはいえ、習慣形成はそう簡単ではありません。
日々の生活には、人生には山もあり谷もあります。どうしても不調な時、うまくいかない時というのはやってきてしまう。それまで何とか習慣形成に勤しんできても、そこでくじけてしまうことになる。
谷をいかに乗り越えるか?
これが習慣形成のキーポイントになります。でも、意志の力に頼ってもうまくいきません。
体力的にも、精神的にもボロボロ。そんな状況で自分に強いてもうまくいかない。
そこで必要になってくるのが、バッファをあらかじめ計画に取り込んでおくこと。
そして、早起き習慣の定着におけるバッファとは
朝寝坊を計画的に組み込んでおく
ということ。
私は、これを「戦略的朝寝坊」と読んでいます。
早起きを始めてから1週間経過した人、3週間経過した人、もしくは、早起き習慣を自分のものにできた人、どんなレベルの人にも「戦略的朝寝坊」は必要だと思います。
私は朝4時45分に起床しています。すでに数年この時間に起きています。そんな「早起き生活ベテラン」の私でも、「戦略的朝寝坊」を活用しています。もし、これを使っていなかったら、どこかで挫けてしまい、自分の生活を維持できなかったと思います。
早起き生活初心者の方にとっては、「継続」のハードルがもっと高くなりますので、この方法をうまく活用していただきたい。
「戦略的朝寝坊」とは「朝寝坊を計画的に組み込んでおく」ことなのですが、具体的には何をするのか?
例えば、あなたが1週間、ないしは2週間にわたり、早起きを継続できたとします。早起き習慣定着に向けて着実に前に進んでいる状況です。
でも、そういう時に限って、仕事が忙しくて残業続きであったり、家族やプライベートの問題で消耗する場面が多かったりする。十分な睡眠時間が確保できていない。日中の精神の疲れが癒されず、毎日ストレスを引きずっている。
そうなると、体力的にも、精神的にも大きな負荷が蓄積されているわけです。
でも、あなたは早起きをやめたくない。「これまで頑張ってきたんだから、ここで止めたくない!」と強く思う。生真面目な人に限ってそう思いがちです。「1日くらい寝坊してもいいよな~」と軽く考えられないタイプの方のほうが、こういう心理になりますねw
でも物理的に無理が生じている状態においては、「結果的に」早起きできない、朝寝坊してしまう、という事態がやってくる、遅かれ早かれ。
こういう事態になってしまった時の精神的ダメージが大きいのです。
「何をやっているんだ、俺は…」
「ここまで頑張ってきたのに、今日失敗してしまった…」
「なんてダメな奴なんだ、自分は…」
こう思ってしまうことで、次の日から早起きをしなくなってしまう。それまで懸命に頑張ってきたのに、本当にもったいない!
こういう状況になるのを避けるのが「戦略的朝寝坊」になります。
明日に続けます。