健康と常識 -常識とは?-
食習慣に関する書籍や記事を多く目にするなかで、「一日二食のメリット」に関する主張も多く目にするようになります。
というよりは、自分の行動を裏付ける意見に目が向きやすくなっていた、というのが本当のところでしょう。
特に気になったのは、
現代の先進国では人間は食べ過ぎである。
一日三食になったのはつい最近であり、二食の時代が長く続いていた。
といった論拠です。
ここから、「常識を疑ってみる」ことの重要性を再認識しました。
一日三食は常識のように思われていますが、たかだがここ50年ほどしか歴史がないのです。
これは調べてみるまで知りませんでした。
自分の「好き」が「世間の常識」と相反するときには、そもそもその「常識」とは何なのか?と疑ってみるとよいと思います。
「好き嫌い」の話と関連しますが、嫌いなことをやらざるを得ない理由の一つに、「世間の常識」があります。
常識は社会通念ですから、常識に従ったほうが生き易いのは確かでしょう。
従わなければいけない常識もあるのも事実です。
ですが、盲目的に従うのは避けたほうがよいのではないでしょうか。
自分がしたいことと、いわゆる「常識」とがマッチしないときには、その「常識」とはそもそも何なのであろうか?と調べてみましょう。
私の「一日二食」の例のように、「一日三食はそもそも常識ではない」という気づきを得たり、「自分が好きなようにすればいいんだ」という安堵感を得られることも多いです。
今回は、健康のトピックから派生して、「常識」に関する考え方についてシェアさせていただきました。
明日は、健康に関するトピックに戻ります。