炭酸飲料の恐ろしさ
甲類焼酎と炭酸飲料の組み合わせの話の中で、「炭酸飲料の飲み過ぎは不健康」であることに触れました。
最近では多くの人が健康に気を遣っています。私もその一人ですが、「危ない食品」に関する本や、「健康的な食べ方」についての記事等を、積極的に取りにいく人が増えているように感じます。その類の本がベストセラーになっていることからも、それは明らかでしょう。そういう観点でも、炭酸飲料のマイナス面を知っている人のほうが多数でしょう。
私は健康に気を使っているほうではありますが、大好きなコーラを今でも口にしてしまうことがあります。
そういう時には、自身に対しては「たまに飲むのならOK」と言い聞かせていますが…。
ここでは、改めて、常習的に炭酸飲料を飲むことの健康への影響についてお伝えします。知っていても炭酸飲料を飲み続けている人はリマインダーとしてお読みいただければと思います。
〇糖分・カロリーの過剰摂取
これがマイナス面の筆頭です。
「砂糖は体に良くない」ということで、甘いものを控えながらも、炭酸飲料は特に気にせず飲んだりしていませんか?
炭酸飲料には大量の砂糖が含まれています。例えばケーキ1個を我慢したとしても、炭酸飲料一本で、その糖分やカロリーと同等かそれ以上を摂取してしまうことになります。これは炭酸飲料に限らず清涼飲料水や缶コーヒーといった飲み物も同様です。
また、糖分が脳に「快」をもたらすので「もっと飲みたい」と感じてしまい、下手をすると一日に何本も飲んでしまいます。こうなると肥満への道まっしぐらです…。
食べ物のカロリーは気にしても、飲み物のカロリーを気にしない方はいらっしゃいませんか。食事のメニューは気になっても、それ以外の時に飲んでいる炭酸飲料は気にならず、カロリー摂取量の計算外としている人が多いのではないでしょうか。知らず知らずのうちに、カロリーを過剰摂取していることになるので注意が必要です。
偏見もあるかもしれませんが、アメリカを旅すると、ウエスト回りが太い人が多いように感じます。(最近はアメリカに行っておらず、変わっているかもしれませんが…)
これには炭酸飲料が一役買っています。ファーストフード店の飲み物の容器の大きさは半端ないですよね。ハンバーガーやポテトとの組み合わせで、多量のカロリーを摂取してしまいます。特にアメリカではファーストフード店への風当たりが強くなっているのをご存じの方もいらっしゃると思います。
飲料メーカーは「ダイエット〇〇」や「カロリーゼロ」といった商品を投入し、健康に気を遣う消費者を逃すまいとしています。
これらはより健康的に感じますからね。
明日に続けます。