「筋トレ」は無酸素運動の代表格 もたらされるベネフィットは嬉しすぎる
こんばんは。
本日もこのブログにおこしいただきましてありがとうございます。
昨日は、
無酸素運動の一番のメリットが「筋肉を鍛えることができる」ということ
そして、増えた筋肉が基礎代謝の向上につながり、「太りにくい体になる、肥満防止になる」というベネフィットをもたらすこと
をお伝えしました。
肥満以外にも、骨粗しょう症や2型糖尿病といった、慢性疾患の予防・改善につながります。
週に2回以上筋トレをしている人は、そうでな人に比べて癌に関連する死亡率が30%も低いという話もあります。
筋トレを代表格とする無酸素運動は、健康維持・促進には必須の運動だということです。
無酸素運動から得られるものはまだまだあります。
・日常生活をより楽に行うことができる
重い荷物を運ぶときや、階段をのぼるときなど、日常生活で疲れや苦労を感じることはありませんか?筋力がないと、これらの日常のできごとにも苦労を感じることになります。
・加齢による運動機能の低下や疾患を予防
これは上記とも重なりますが、高齢になってくるとしぜんと筋肉が減少していきます。
それがふだんの生活に影響を与えるだけでなく、いろいろな病気発症につながりやすいのですね。
上記2つをもたらす要因の一つとして、成長ホルモンの分泌が促されることにも触れておきましょう。成長ホルモンは体の細胞の合成を促進し、骨や筋肉を作ることに加え、脳の疲労回復や病気への抵抗力をつけてくれます。
筋トレを行うことで、筋肉修復のために成長ホルモンの分泌が増えるのです。
また、成長ホルモンは体脂肪を分解して、血中の脂肪の量を増加させる働きを持っています。これも重要な役割です。
・美しい姿勢を保つことができる。
筋肉量が低下すると姿勢が悪くなりがちです。デスクの前や徒歩のさいに、前かがみになってしまっていたら、筋力が落ちてきているかもしれませんよ。
・こり・むくみ・冷え性を改善する
筋肉を動かすことで毛細血管が発達し、体のすみずみまで血液が運ばれやすくなります。これらの症状の原因である血行不良を改善することができるのですね。
・ストレス解消・不安症状を緩和
無酸素運動によってさまざまなホルモンが分泌されます。その中でも「セロトニン」というは幸福感を生じさせるホルモンで、気持ちが前向きになる効果が期待できます。
・睡眠の質が向上する
日中の無酸素運動が、ホルモンの分泌・増加、睡眠中の体温上昇・心拍数の低下をもたらし、これらが睡眠の質の向上につながります。
特に体温上昇が、深い眠りである「ノンレム睡眠」を増加させるようなのです。
「睡眠」は私の興味あるテーマの一つで、これまでいろいろな書籍を読んできましたので、どこかの機会でこのテーマについても書きたいと思います。
ここでは、
睡眠に浅い眠り(「レム睡眠」)と深い眠り(「ノンレム睡眠」)の周期があること
ノンレム睡眠にはさらに3つのステージがあり、体温上昇が3つ目のステージ到達と関連していること
ということをお知らせするにとどめます。
「筋トレ」はこんなにも健康に有益なのです。嬉しくなりませんか?
明日に続けます。