「ルーティン」を「習慣」に落とし込む
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
「ルーティン」が活用されている事例を見ていきましょう。
よくアスリートが自分なりのルーティンを持っている、という話を聞きますよね。
例えばイチロー選手。打席に入るまで、入ってからの所作が彼のルーティンであったことは有名です。少し前の話になりますが、ラグビーの五郎丸選手がゴールキックを蹴る前に行うポーズも特徴的なルーティンでした。このようにアスリートたちは何かしらのルーティンを持っていることが多いのです。
なぜ、アスリートはルーティンを持っているのか? それは ふだんと同じ精神状態を作り出すことができるからです。
緊張した場面でいかに平常心を保てるか。これはアスリートたちにとって重要な課題です。
ルーティンをつくることによって、緊張の緩和、気持ちの落ち着きを得る。そして大事な場面で成果を出すことにつなげるのですね。
アスリートに限らずビジネスの世界でも「ルーティン」は重要です。
偉大な経営者の多くがルーティンを取り入れていると言われています。数多くの重要な決断を行う必要がある彼らにとっても、ルーティンによって得られる精神的な落ち着きは大切なのです。
経営者に限らず、すべての人にとって「ルーティン」は生活に欠かせない存在です。
私たちも日々数多くの判断と向き合っています。そこで適切なジャッジをするには、心の落ち着きが欠かせませんからね。
こう考えると、ルーティンはただの決まり・決めごとではなく、目的を達成するための戦略とも言えます。
ルーティンには意図があり、定着させるには努力が必要になります。
いつの間にかルーティンになっていた、というのは自分の生活にとってマイナスのことが多いでしょう。たとえば、スマホを手にとするとSNSやニュースアプリを見てしまうのはその典型でしょう。
自分に有益な影響を与えるルーティンを定着させるには、意識的に努力しないといけないのです。
ですが、「意識的な努力」はあるものを必要とします。
以前の記事でも書きましたが、有限である「意志力」を消耗することに繋がります。
ルーティンを習慣に変えていく必要があります。最初は意識的に行う必要があるルーティンを、無意識で行える習慣に変える。ここがポイントです。
ルーティンを戦略的に活用し習慣に落とし込む。
このことを真剣に考えてみませんか?
ここまで書いてきて、楠木建さんのご主張・意図とはだいぶ乖離してしまったことは否めません。
だいぶ熱くなってしまいました…。
大層に考えすぎずに「ルーティン」で生き易くなろう! この方が効くように感じますね。