「行動と見識」KOUSHIのブログ

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「食と向き合う」 大切な時間を取り戻した一週間

 

こんばんは。

デジタルダイエットを通して取り戻した時間。
その時間を利用して「食と向き合う」ことを試みた一週間。「ながら食事」が長きに渡る習慣として根付いていた私は「食べることだけに集中する」ことを実践するとは思ってもいませんでした。
素材の味を感じる嬉しさ、食べることがもたらしてくれる幸福感。このような感覚を得られたのは本当に収穫でした。


これまでは、食事は何も産み出さない時間とみなしていた。だからできる限り早く終わらせる、もしくは、何かをしながら、ついでに済ませることしか考えていなかった。そのことの浅はかさを思い知りました。

そもそも私が食事にかける時間は多くありません。朝食抜きの一日二食ですし、一回の食事には30分もかかっていないと考えると、一日の食事の時間はたったの1時間。この時間を削減して何か他に有意義な活動を行っていたかというと何もしていない。

 

「できる人はランチにかける時間が短い」
「できる人は早食いである」
こんな言葉を聞いたことはありませんか?

ビジネス書に出てきそうなフレーズ。実際にこのフレーズを何度も目にしてきた私は、いつしかそれを疑うこと無く実践し、それが完全に習慣となってしまいました。私は元来早食いなのですが、それを肯定的に解釈してくれる言葉が嬉しかったのでしょう。食事のペースはどんどん速くなっていきました。

こうなると昼食だけでなく夕食も早食いになります。食を楽しむという感覚はもはや持っていない。ただ「食事に費やす時間は極力少なくする」という習慣に従うだけ。固定観念に囚われていたのです。

 

今回PC故障という事態から生活習慣の振り返りをしなければ、このことに気づくことはなく、従来通りの食生活を続けていたと思います。

この一週間、毎晩「食と向き合う」時間を過ごしてきました。そして「大切な時間を取り戻した」。
そういう感覚を抱くに至りました。
この新しい習慣を昼食にも拡げていきたい、そう考えています。

 

「食と向き合う」のはゆっくりと食事を楽しむこと。これは、食べる量を減らすことにもつながりますね。
「ゆっくり食べれば、食事中に満腹感を感じる。結果的に食べ過ぎを防ぐことができる」
健康に関する書籍を数多読んできた私はこのことを知っていました。でも実践しなかった。無視してきたのですw
PC故障が食生活ひいては健康習慣の見直し・改善に繋がるとは思ってもいませんでした。嬉しい誤算です。

幸い(?)PCが戻ってくるのはだいぶ先になりそうですので、この期間を利用して完全に習慣として定着させることを企んでいます。