一度にいくつもの習慣化を試みないー習慣化を容易にする4つの技法ー
こんばんは。
習慣化のコツについての話から、脱線話が長引いてしまいました。
筋トレの話から、若かりし頃に自分に大きな影響力を与えた落合信彦氏の話に。その熱いメッセージに揺さぶられたころを思い出して筆が止まらなくなってしまいました。
今日から習慣化の話に戻ります。
習慣化を容易にする4つの技法を改めて記します。
① 小さく始める
② 一度にいくつもの習慣化を試みない
③ 環境がいい時を活用する、環境を味方につける
そして、もう1つが
④ 環境が悪い時を活用する
1番目の「小さく始める」についてその重要性についてはすでにお伝えしましたね。「徐々に負荷を増やす」という方法とセットで考えていただきたいことも。
今日は2番目の技法
「一度にいくつもの習慣化を試みない」
についてお伝えしていきます。
以前も書いていますが、私は行動目標をリストアップして、毎日その行動がとれたかどうかを振り返る時間を持っています。
エクセルの左側に実行したい行動を書いて、その右側に日付とともにチェック欄を設ける。その行動が実践できたら〇、できなかったら×をつける、というものです。「〇×リスト」と呼んでいます。もっとカッコいいネーミングを考えたいところですねw
こんな簡単な作業ですが、その効果は侮れません。〇をつける、〇が付くという事実が、自己肯定感を上げてくれるからです。
「今日はこれをやったぞ!」といって付けた〇は、自分へのごほうびとなり、さらなるヤル気を生み出してくれるのです。お金や物というごほうびではないけれど、○が付いただけで嬉しいのです。ぜひやってみて、実感していただきたいと思います。
自分の行動を記録として残すことのメリットも計り知れません。やはり「記録」は重要なのです。
頭の中で思っているだけだと忘れてしまいます。もしくは自分に都合のいいように記憶を塗り替えしてしまう。実際にはなかったことをあったことにしてしまったり、発生した問題を自分のせいではなく他人のせいにしたり。頭の中だけで考えていると、つい自己擁護をする傾向があるのです、私たちには。
でも記録をつけることで、それは歴然とした事実して示される、残される。こうなると、もう言い訳はできません。都合の良い解釈をする余地もない。
一昔前は、職場に営業成績が棒グラフで示されていた、というような話をきいたことはありませんか? 今も使われている企業があるかもしれませんね。各人の成績が如実に示されている。それを見てもっとヤル気が湧いたり、もしくは自分を鼓舞したり。逆に落ち込んでしまうこともあるでしょう。いずれにしても、事実を示すことで、言い訳をさせない。この意味では評価できるやり方だと思います。
すみません、話がそれてしまいました。
この「〇×リスト」が「一度にいくつもの習慣化を試みない」という技法に密接に絡んでいるのです。そのことを身をもって体験したからこそ、この話を始めました。
明日に続けます。