ダイエットの過程でダイエットをガマンする?
こんばんは。
岡田斗司夫さんの「レコーディング・ダイエットの」の肝である「助走」段階。
このダイエット法の冠になっている「レコーディング」とは「記録」のこと。この記録に特化したのが「助走」のフェーズ。
書籍から改めて抜粋しますね。
・やることは「口に入れたものを全て、毎日メモを取る」「毎日、同じ時間に体重を計りメモを取る」の二つ。この記録をとるだけでいい。この期間はダイエットや食事制限などいっさい意識しなくていい。どちらかというと「ダイエットをガマンするのが目的」だと考えて欲しい。とにかく、今までと同じ食生活を続ける。そして、ただ単にそれを記録するだけ。
この段階でやることは「記録」するだけ。俗にいうダイエットはやらなくていい。食事制限は必要ない。今までと同じように食べたいように食べればいい。
「ダイエットをガマンするのが目的」という考え方もいいですよね。
「ダイエットをするぞ!」と決意を新たにした人にとっては、逆にダイエットを我慢するのがつらいかもしれません。
でも大丈夫です。心配する必要はありません。その決意は3日と持ちませんからw 長くて続いても1週間でしょうか。そこで挫折しても落胆する必要はありません。まだ、この「助走」の段階にいるんだということを認識して、今までと同じ食生活に戻っていい。
この段階では、ダイエットが主目的ではない。
・この「助走」を続けていると、自分が食べたものと、体重との相関関係が見えてくる。やせるためにはどこを変えればいいか、どうすれば効率よくダイエットできそうか、予想がつくようになるはずだ。
記録を続けることで、自分の食事と体重との相関関係が見えてくる。記録することの効用ですね。
予想ができるようになるのは、何をいつ食べたかの記録が残されているから。記録を残していないと、予想できないし、そもそも予想しようともしない。メモを続けるだけで、食事と体重に対しての意識が変わっていくことが示されています。
「意識の変化」が主目的と言っていいかもしれませんね。
こうなってくると、「ダイエットに取り組む」気持ちがわいてくるものです。
でも著者はこう釘を刺しています。
・ しかし、この段階ではダイエットはしない。ひたすら、記録取りに徹する。意志力の弱い私がここまで減量に成功できたのは、この「可能な限り記録をとる」「最初は記録をとるだけで、絶対にガマンしない」というルールを愚直に守れたからだ。
この文章を読んだときには、正直なところ、なぜ「この段階でダイエットをしてはいけない」のか、そこまで強く主張される理由がよく分からなかったのです。
でも、その後に続く文章を読んで、その理由が分かったような気がします。
明日に続けます。