「微差を積み重ねる」の本当の意味
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
「継続は力なり」という言葉は私の座右の銘の一つ。物事を継続することを厭いません。どちらかというと得意な方だと思っています。
でも、ただ闇雲に同じことを継続していては意味がありません。時間の無駄といってもいいかもしれません。
「継続」において大切なことは何でしょうか?
それは
①改善改良を重ねていくこと
そして
②負荷をあげていくこと
この二つです。
同じレベルのことを続けたからと言って、さらなる高みには到達できません。
「微差を積み重ねる」という視点は「継続」に欠かせませんが、これは「同じ質の、同じ量の微差を積み重ねる」ということではないのです。
「微差を少しずつ大きな差にしていく」という視点が含まれている。そう考えるべきでしょう。
毎日、毎週取り組む課題に対して、昨日よりも、一週間前よりも「ほんの少し高めのハードルを設定する」というのが重要なんです。「ほ~んの少し」でいいんです。
このポイントを見逃していると、いくら続けてもなかなか遠くまではいけなくなってしまいます。
逆にこのポイントに沿っていれば、右肩上がりのカーブの角度が少しずつでも上向きになる。いつしか大きな差となって現れてくるんですね。
「微差の積み重ね」の効果を知ることができる対象は数多くありますが、生活の身近にある物であれば「筋トレ」ですね。
私は筋トレを日常に取り入れています。筋トレと「微差の積み重ね」については以前も記事にしています。
週末に腕立て伏せを50回×2セット行う。最初はここからスタート。そして、その次には51回×2セット、その次には52回、というより毎回1回ずつ増やしていった。
たった1回の違いですから、大したことはありません。50回と51回なんて誤差の範囲かもしれません。でも、それを長きに渡って続けるとどうなるか。
1年後には100回×2セット、2年後には150回、そして20年後には1000回を2セットこなすことになるのです。
初めから1000回の腕立て伏せはできません。腕立て伏せを10回こなすのも苦労しているようであれば、その100倍の1000回なんで実現不可能です。できることがまったく想像できない。
でも、徐々に積み上げていけばいつの間にか到達できるのです。微差が積み重なると想像できないレベルにたどり着けるという好例かと思います。
まさに「継続は力なり」と言えるのですが、継続には落とし穴があります。私はいつの間にかその落とし穴にはまっていました。
明日に続けます。