「自分が身を置く環境」にもっと目をむけよう
こんばんは。
「一流の人になりたければ、一流の人がいる環境に身を置くべき」
ビジネス書などでよく目にするフレーズではありますが、これは本当ですね。
私たちは環境に影響を受ける。周囲にいる人に影響を受けまる。
他者との競争においては「自分の身をどういう場に置くか」で勝負が決まる、と言っても過言ではありません。
例えば、受験競争における進学校。もともと頭の良い学生たちが集まっているのは間違いありません。それに輪をかけて、学生たちの学力を伸ばしているのが、その環境における切磋琢磨であり、刺激。まわりが猛烈に勉強していると、自分もしないといけないと感じるし、したいと思う。「あいつに負けたくない」という気持ちが自分を奮い立たせる。もともとの能力にヤル気が掛け合わされる。そういう環境が普通の状態になっている。そして数多くの学生が有名大学合格を勝ち取る。好循環のサイクルが働いていますよね。
進学校はその環境を提供することによって、優秀な学生という果実(学費という収入源)を得続けることができる。いいビジネスモデルですね。
自分を高めることを考える場合にも「自分の身をどういう場に置くか」は絶対外せません。
プロスポーツ選手が、なぜメジャーリーグやリーガエスパニョーラ、プレミアリーグを目指すのか。
年俸の高さがその一因であることは間違いありません。プロとしてのキャリアを上げるため、という理由もあります。でも、それ以上に重きが置かれているのが「一流の場で自分を更に高めたい」という思いではないでしょうか。
「厳しい環境かもしれない、でも、そういう場に身を置くことで自分をもっと成長させることができる。成長させたい」
だから彼らは、自分がいる環境にこだわる。そして更なる成長を手に入れる。そうなると、お金は後からついてくるんですね。
私たちは「自分が身を置く環境」にもっと目を向けるべきだし、意識的に選択をしたほうがいい。
この重要性を知っている人は、自分が身を置く環境を本当に重視している。戦略的に選んでいる。
意識していなくても、そういう環境に身を置くことに長けている人もいますよね。成功者が無意識に活用している成功法則みたいに。でも、あなたが成功者でなければ意識をして選択をしていくべき。
これまで「自分の周りの環境」を気にしたことがない人は、ぜひ目を向けましょう。そして環境を選択しましょう。
閉塞感を打開したり、ゴールへの距離が短くなったり、新しい道を発見したり。何かが待ち構えているのは間違いありません。
もし、今の環境に満足していないなら、その環境を自ら変えていきましょう。