「行動と見識」KOUSHIのブログ

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記録することを習慣にする 読書記録⑩ 自尊心を満たし、モチベーションを上げる

昨日までの二日間、私の読書記録の方法から脱線してしまいましたが、どうしても書きたかったのです…。失礼しました。

今日こそ私の読書記録法について話を進めますね。

私が記録しているのは、読んだ本のタイトル、その本を読んだ時間、その本を読了した日付の三点のみで、エクセルに下記のように記録していることはお伝えした通りです。

日付 タイトル 時間
8/15 天才伝説 横山やすし 3.983333


新たな本に取り組む度にリストに追記していきます。
これで、どんな本をいつどれだけ読んだかの記録が残ります。

この記録を見返し、数多くの本がリストアップされているのを眺めることで、自尊心が満たされます。「俺ってこんなに読書をしているんだ。」と自己満足に浸ることができます。

これは単なる自己満足の話に止まりません。
読書に限らず何事においても「自分がどれだけ進んできたか」という記録を振り返ることは、さらに前に進むモチベーションを上げてくれる効果があります。


何かを成し遂げたい時に、私たちはゴールばかり見て、現在の自分がスタートからどれだけ進んできたかを軽視しがちです。軽視というよりも無視、無視というよりも認識していない、という表現のほうが適切かもしれません。


例えば、ゴールを100とした場合に30の地点にいるとします。
ゴールだけを見ていると「あと70もある。道のりが長すぎる。達成は難しいな。」と感じてしまい、ひいては「それならここで止めたほうがベターな選択だな。どうせゴールにたどり着けないのだから、これ以上時間を無駄にするのはよくない。ここで止めたほうが得策だな。」と自分に都合のいい言い訳をして歩みを止めてしまったりします。

それよりも、スタート地点を見ることで「スタートから考えたら、私は30も進んだんだ。」と、スタート地点からの歩みを前向きに捉える視点を持つことができます。

30という数字、つまり、自分がいまどこにいるか、という現実は変わりません。しかしながら、その現実に対する解釈は変えることができるのです。


明日に続けます。