「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「単純に何かスカッとすることをする」 

こんばんは。

本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。

あなたは今日どんな一日を過ごしましたか?

私は朝から晩まで時間を無駄にせずタスクに取り組むことができました。ターゲットを掲げて一日を過ごすことの重要性を再認識しました。おかげでビールをより美味しく感じます。

 

昨日は楠木建さんの『好きなようにしてください たった一つの「仕事」の原則』(ダイヤモンド社 2016年)から、二つの言葉をお伝えしました。

〇ほとんどのことは「気のせい」 

〇「スカッとするルーティン」をつくる

 

楠木建さんは「ほとんどのことは実際のところ『気のせい』」と断言します。

現状に悩む若者へのアドバイスの中で、こうおっしゃっていたと記憶しています。

「悩むに値しない単なる気分の問題だ」ということですね。

他の部分でも「人生の勝ち負けなんて90%は気のせい」という記載もありました。

 

また、この本ではなくネットでの記事であったと思いますが、

「ほとんどの物事には客観的な良し悪しというものはない。単にその人がそう決めているだけ。だから、何があっても気のせいだと思っていれば、だいたいの物事は解決する」

と述べられていました。

 

この「気のせい」というのは楠木建さんの思考の中心に位置するキーワードの一つです。

 

楠木さんが考える深刻な問題は「平和」と「健康」の二つ。

「この二つだけ。これらははっきりとした問題」と言い切っています。

この二つは「気のせい」と言っていられることではない。まさにその通りです。

自分の健康はないがしろにできません。健康を崩してからその有難みに初めて気づく。健康を害してしまうと、それまでふつうにできていたことができなくなる。

重度な不健康状態におかれれば、まったく不自由な状況に陥り、自分を取り巻く環境ががらりと変わってしまうのは想像に難くありません。

これは、逆にいえば健康でさえあれば、その他のことは何とでもない、ということです。

 

説得力のある文章で、このくだりを読んだだけでも、大きな安堵を感じたのを覚えています。

「深く考えすぎなんだ。もっと気楽にいこうよ」と楠木建さんから時価に言われたように感じたのです。

 

さらには、具体的な対処法を提示してくれるのがありがたい。

 

「単純に何かスカッとすることをする」

 

得てしてまじめな人ほど「悩みを解消する」ために「悩む」という行為に陥りがちです。

「悩む」こと自体はさして悪くないと感じますが、もともとの悩みの原因が「気のせい」によるものであれば、悩んでも何も得られない。どんどん悩みにはまり込んでいく、という悪循環です。

 

それを解消するために「スカッとすることをする」のは、単純でありながら、正解そのものなのですね。

さらにポイントは「スカッとするルーティンを用意する」というところだと思います。

「気のせい」であるとは分かっていても心が揺さぶれることからは逃れられない。

そのことを認識したうえで対処法を事前に持っておく、ということが大切なのです。

 

明日に続けます。

 

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